2012-07-27 第180回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
実際にこういった高齢者の入所施設においては、例えば、この問題を審議しました社会保障審議会の介護給付費分科会でも、委員の中では、二十四、五年前に、東京都内の特養、東村山の松寿園で火災事故があって、死傷した高齢者四十数名、以来、耐火建築物あるいは避難誘導が厳格に取り組まれてきた、構造的な問題については慎重に考えるべきとの意見が出されています。
実際にこういった高齢者の入所施設においては、例えば、この問題を審議しました社会保障審議会の介護給付費分科会でも、委員の中では、二十四、五年前に、東京都内の特養、東村山の松寿園で火災事故があって、死傷した高齢者四十数名、以来、耐火建築物あるいは避難誘導が厳格に取り組まれてきた、構造的な問題については慎重に考えるべきとの意見が出されています。
○海野義孝君 次に、今回も、松合地区から五百メーターぐらい離れたところに松寿園という町営の老人ホームがあって、そこで高齢の御婦人が逃げおくれて水死されたということがありました。昨年も、福島に行きましたときに、太陽の国のからまつ荘という、あそこもその後ろの山を見ると極めて緩やかなスロープのところですけれども、あそこでもそういった土石流というか、そういったことによって災害に遭われた。
ただ、かつて松寿園の火災というようなこともございましたものですから、特にスプリンクラーでございますけれども、このスプリンクラーの設置を必要とする面積につきましては従来六千平米であったものを、特に避難をすることが困難な方々がおられるような施設については千平米以上のものはスプリンクラーをつけなければいけない、こういうような形でまず法規制はそのときに変えております。
○海老説明員 特別養護老人ホーム等につきましてスプリンクラー設備の非常な強化を行いましたのは、もう御案内のとおり、六十二年の六月に発生しました松寿園火災の教訓を踏まえまして、特に火災が発生した場合において、施設の性格上自力避難が困難である者を多数収容している施設というものに対して、非常に厳しい、千平米以上のものに義務づけるということにいたしたわけでご ざいます。
それから、六十二年の東村山の特養の松寿園の火災でも、そのときを契機にして、その後、規模の小さいものも含め、ほとんどの特養にスプリンクラーの設置というものを国として義務づけたということで、大変大きな成果を今挙げているわけです。
なかなかやり手のようで、大阪貯蓄信用組合の理事長さんもやっておられるかと思うと、この間東村山市で火事で老人ホームが焼けました松寿園ですか、お年寄りが二十一人亡くなった、ここも理事長さんだった。なかなか手広くいろいろやっておられるんで、知恵も発達しているんだと思うんですよね。ですから、これはひとつ厳重に査察をしてもらいたいと思いますが、いかがですか。
○佐藤昭夫君 昭和六十二年に御存じの東京の老人ホーム松寿園が火災を起こすという事故が起こりまして、その教訓として火災報知機、これを消防署と電話回線で直結させるという非常通報装置の設置、これが課題に上ってまいりました。
昨年の特養ホーム松寿園の火災の惨事は記憶に新しいところでございますが、六十二年度版の消防白書によりますと、火災による死者の半数近くが六十一歳以上の高齢者、建物火災による死者の九〇%以上が住宅火災によるものということであるようです。
しかしながら、昨年は、特別養護老人ホーム松寿園火災、千葉県東方沖の地震等種々の災害が発生しており、かつまた、災害の態様もますます複雑多様化、大規模化してきております。
まず初めに、松寿園の場合、夜間の火災でございまして、数々の悪条件が重なった。特に、夜間の宿直管理体制に問題があったことが指摘されているわけでございます。このアンケートの調査の中にもありますように、夜間の警備体制は一人から二人というのが千葉県内の場合五六・五%ということで、半数を超えているわけでございます。また、夜間訓練は年二回以下、これも五六%ということで一番多い。
ただ、松寿園のケースに見られますように、実際に交付される予算の人員以下の勤務体制があるというケースもございますので、ぜひそれは措置費の積算に決められた必要な人員を配置するようにという指導をこれからは徹底してまいりたいと思っております。
○藤本国務大臣 御指摘のとおり、昨年六月の松寿園のあの痛ましい事故を教訓にいたしまして、二度とこのようなことが起こらないように万全の対策を全力を挙げて講じてまいりたい、かように考えております。
しかしながら、昨年は、特別養護老人ホーム松寿園火災、千葉県東方沖の地震等種々の災害が発生しており、かつまた、災害の態様もますます複雑多様化、大規模化してきております。
そこで最初に厚生省にお尋ねしたいのですが、去年の六月六日、東京の東村山市の松寿園の火災で、事故発生直後、私どもは消防庁長官と厚生大臣に幾つか申し入れをいたしましたが、特別に重要な点についてどうなったかお尋ねをしたいのです。
○矢野説明員 昨年六月ですけれども、松寿園火災が起きまして、これを教訓に鋭意対策を進めておるところでございます。特に、この事故の直後に消防庁との間で委員会を設置いたしまして、いろいろ御検討をお願いし、その結果に基づいて対策を進めておる、こういうことでございます。
その段階で、ことしの六月に松寿園の火災が発生をいたしまして多数の死傷者を出しましたことは、まことに残念なことだというふうに考えているわけでございます。
○政府委員(関根則之君) 昨年の陽気寮、ことしの松寿園という形で相次いで社会福祉施設で大変な火災が発生をいたしたわけでございますので、こういったものを貴重な経験といたしまして、今後こういった死傷者を生ずるような火災が起こらないように、そのための防火管理体制を整備しておく必要がある。
次に、去る六月六日に起きました東村山市の特別養護老人ホーム松寿園の火災につきましてお尋ねいたします。 まず、今回と同様の社会福祉施設の火災としましては、昨年の七月、八名の死者を出しました神戸市の精神薄弱者援護施設陽気寮の火災がございます。
○小川(国)委員 さらに昭和五十四年九月七日には、今度は松寿園の建物にまで厚生大臣の承認を得ないまま抵当権が設定されたということでございますが、このことも厚生省の方では確認されておりますか。
○小川(国)委員 私は、東京都東村山市にある特別養護老人ホーム松寿園で去る六月六日の深夜出火があり、そこで十七名もの犠牲者を出した、この問題について厚生大臣並びに厚生省当局にお伺いをしたいというふうに思うわけであります。
しかし、そうはいいましても、実は昨年の大東館の火災というのが伊豆熱川温泉で起こりまして多くの犠牲者が出たわけですが、あのときの状況は、電話がありながら、回線がふさがっていないにもかかわらず、慌ててしまって電話を最後まできれいに回し切れなかった、一一九番を回し切れなかったというのが通報のおくれの一つの原因になっておるというようなこともございますし、また今回の松寿園の火災の際も、宿直の方が少し慌てたという
○関根政府委員 松寿園の火災を契機といたしまして、社会福祉施設等におきます防火安全対策をさらに強化する必要があるということで、そのための検討委員会を早速六月十一日に第一回の会合を開きまして以来四回の会合を重ねて、関係各省なり施設の代表者なりあるいは学識経験者の方々の御意見を出していただいて、今案を取りまとめ中でございます。できるだけ早く結論を出していただきたいということでお願いをいたしております。
こういうことはこの種の火災が起きたときに、例えばこの間の松寿園のように、人もあれもいろいろなことが仮に充足しておったとしてもだめだったとか、あるいはというようなことが他の場合にも起きるわけでして、そういう点でまず消防庁の考えを聞きたい。 さらに、いろいろな研究をされて進めていきますと、どうしても金が足らなくなってまいります。
○国務大臣(斎藤十朗君) 今先生御指摘のように、六月六日、東京都の特別養護老人ホーム松寿園におきまして火災が発生をし、十七名の皆様がお亡くなりになられまして、まことに残念な遺憾な事故でございました。お亡くなりになられました皆さん、またけがをされた方々に対して心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。
まず、去る六月の六日松寿園の特別養護老人ホーム、これが火事になりました。大変とうとい人命が亡くなっております。慌ててその後いろいろと善後策が出ているようでございますけれども、厚生省としてはその後どういうふうな活動をなさいましたでしょうか。
松寿園の火災につきましては、十七名の犠牲者を出しましたことはまことに遺憾で、謹んで哀悼の意を表する次第でございます。このような事件が再び起きないように、原因の調査、分析、なお社会福祉施設に対する防火対策等について、さらに徹底的に政策を進めてまいりたいと思います。
東京の松寿園で火災が発生したとき、入所者七十人に対して救助活動に当たった当直者は二人でしかなかったことを総理はどうお考えになりますか。これは一施設の責任にとどまらない問題であります。中曽根内閣の福祉政策が問われていると思うのであります。この際、大規模な施設に数多くの人を収容するようなあり方を改め、同時に、だれもが生きがいを持って生きられるような抜本的な福祉政策を追求しなければなりません。
○石井道子君 先日、東京の東村山市の特別養護老人ホーム松寿園の火災におきまして死者十七名を出すという大惨事がございまして、大変痛ましい、大変残念なことでございました。
ちょっと補足いたしたいと思いますが、私どもが一番深刻に考えます点は、今回の松寿園で一応基準あるいは運営の仕方あるいは設備、こういったもので決められたものに反しているものはないわけでございまして、それでもなおかつああいう事故が起きたという点が非常に問題だと。
せんだっても、先ほど特殊老人ホームの松寿園の火災につきましても吉川委員の方からもお話がございましたし、政府委員の皆さんもそれについて触れておみえになりました。私もそれに対しては哀悼の意を表さしてもらうものでございますけれども、この事件を見まして、厚生省としてはどういうような御見解をお持ちになっていらっしゃるのか、それを最初にちょっとお聞きしておきたいと思うんですが。
○吉川博君 そこでまず、先日、松寿園の痛ましい事故が発生をしたわけでありますが、全くお気の毒の限りでございまして、犠牲者に深く哀悼の意を表するわけでございます。 この際、全国のこうした施設に再び事故を起こさないためにも、今お話のあったスプリンクラーを至急つけるべきだと思いますが、一体幾つ施設があって、どの程度の予算をそれだけのことに必要か、お伺いいたしたいと思います。
実は牧山一昌氏が松寿園という老人ホームを理事長として経営をしておられるんです。ところが、この松寿園という老人ホームにおられる老人処遇の問題につきましていろんな好ましくない問題、人権上の問題、こうしたことが実態として私の手元に出てきております。